【自分が持っている偉大な力【自然治癒力】とは?】
(情報提供:渡辺先生)
自分の身体を治す、改善する、予防するには、自分の中に備わっている自然治癒力を生かすことが何よりも重要です。
自然治癒力とは、人間がもともと持っている、自分を治そうとする力のことです。
身体が治るということから免疫力と混同されることも多いですが、イコールではなく免疫系よりももっと大きな範囲を指します。
今回は、飲み会で「よかれ」と思って逆に太りやすい食べ方・飲み方のNG行動についてのお話し。
免疫力は抵抗力や治癒力のことですが、自然治癒力となると内面的なものや、気の流れなども関係してきます。
それらをトータルしたヒーリングシステムを自然治癒力と言い、アメリカの医学博士であるアンドリュー・ワイル博士は「治癒系」という言葉を使って、提唱しています。
人間は科学的に割り切れるものではなく、ナチュラルで茫洋としたものです。
治癒系とは、人の見えない世界も含めて全体の働きのことを言います。
例えば、簡単な傷が治るのは治癒系の働きです。
気の力などがバランスよく働いた結果、傷が治るのです。
気の力が強い人は傷が治りやすく、弱い人は治りにくいのです。
人は自然の一部です。
そうした取り巻く環境なども含めて、治癒系はものごとを捉えます。
この、全体という目線からものごとを考えることを、「ホリスティック」と呼んでいます。
ホリスティックとは「全体」、「関連」、「つながり」、「バランス」といった意味を持つ造語です。
でも、本当に自然の力だけで治るのでしょうか?そして、自然の一部である私達は、それだけに頼るほうがいいのでしょうか?
もちろん、それだけで治る場合もあります。
でも、治らないなら現代医学の技術も使えばいいでしょう。
どちらかに偏る必要はありません。
自然の力だけで、例えば休養を取れば治るというならそうすればいいでしょう。休養も自然の力なのです。
現代はすぐ薬に頼ったり、休みを取れないというような社会的な雰囲気があることも多いもの。
そういう価値観が変われば、自然療法も現代医学も区別がなくなるのです。
まずは自分に備わった力を信じる。
そして備わった力を高めるために整体はとても重要な役割があります。
身体が整っていなければ、せっかく備わっている自然治癒力の本来の力が発揮されません。
普段から身体を整える事によって不調になる事から予防され、毎日の生活の質が高まります。
それでも難しいような場合には現代医学も利用する。
そのどちらも知っていることが大切です。