「恐ろしいチェーン店の実態とは?」
(情報提供:伊藤先生)
あなたはチェーン店の意味を考えたことはありますか?
チェーン店=大量生産
つまりマニュアル化して教育して大量に生産しないと成り立たないビジネスモデルと言えます。
飲食店にとってマニュアル化されたチェーン店の強みは何でしょう?
それはどこにいっても「同じ味」が食べられることです。
これはかなり極端ですが、重要な質問です。
もし病院の治療に関してこのモデルを当てはめるとどうなると思いますか?
(症状)熱が出ている
(マニュアル)熱が出ている場合は風邪薬・解熱剤
本来の正しい治療は検査して患者様の症状の原因を特定するところから始まります。
果たしてこの治療業界ではどういうことが起きているのでしょうか?
ここでまずチェーン店の実態を知っている伊藤先生に質問してみます。
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Q:整骨院と接骨院の違いとリラクや整体との違いはなんですか?
A:商店街なら100mも歩けば沢山の整体や整骨院を見かける時代になりましたが、まず整骨院と接骨院は呼び方が違うだけで中身は同じです。
それらとリラクや整体の違いは、医師と同じ国家資格を持っているかどうかです。
Q:国家資格を持っていれば安心じゃないですか?
A:無資格よりは確かに安心ですね・・ところが同じ整骨院で国家資格を持っていても気を付けなければいけない事実がある。
①実は資格さえ持っていれば誰でも院長になれる
②専門学校では手技(技術)は習わない
資格取りたての新卒者が院長をやっている事がチェーン店では当たり前のように行われている場合によっては学校で習うはずの質問にも答えられない院長もいます。
Q:それは経験が無い人でも院長になれるということですか?
A;はい、一般企業で言えば、入社して研修もままらない新卒者が社長を名乗っているようなものです。
つまり資格を持っている人さえいれば店舗としてオープンできるので、チェーン店とはオーナーが稼ぐ目的で増やした店舗で、人の体をよくする事など考えていないんです。
Q;専門学校では技術は習わないと言ってましたね?
A;はい、技術レベルは遥かに低い者たちで構成されています。
被害者は患者であり雇われている資格者も同じで、そもそも治療院としての存在意義をはき違えている。成金主義と変わりません。
Q:例えばどんな施術をされますか?
A:極端な例だと、整体でいきなりうつ伏せで揉まれたり、マッサージやボキボキされるだけで、どんな症状でも同じマニュアルの施術、人によって原因が違ってくるのに、とりあえず揉みましょう、とりあえず骨盤矯正しましょうと言っている状態です。
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ちなみに本来、按摩・指圧・マッサージが国家資格が必要って知ってましたか?
これもよく考えれば当たり前の話で人体を扱う以上はリスクがあり、正しい知識がないといけないからです。
だからそもそも無資格でマッサージやリラクゼーションを名乗ってるところはグレーゾーンでお金稼ぎが一番の目的になっていると言えます。
ただ問題は国家資格があっても技術や知識が足りていない人がやっているという事実です。
これは国家資格があるという安心感の上に成り立っているので余計に危険なことです。
どこに行っても身体が良くならない人が増えている原因は、大量に展開しているお店や安価な無資格店が大量に増えたことが原因になっています。
「接客と治療は似ている」
・スターバックス
・リッツカールトン
・ディズニーランド
だれもが知っているこの3社の共通点はなんでしょうか?
それは接客に関してマニュアルがなく、しかし教育にかける時間はとても多いことで知られています。
この3社は一流の接客をすることで有名です。
治療と同じで一流の接客はマニュアルで決めてしまっては不可能です。それは人によって求めているものが違い、その違いを敏感に感じ取る能力が問われるからです。
「もう一つの共通点」
上記の3社はスタッフが自分の仕事が好きということです。
それは従業員満足度が非常に高いということです。
これは治療院でも同じで患者様の身体を良くしてあげて、喜んでいただくことを最優先に考えていないと自分の仕事が好きにはなれません。
お金の優先順位が高いビジネスモデルで運営されている店ではそれは成り立たないのです。
PS |
あなたが本来、整体やマッサージ、治療院に求めるものはなんでしょうか?コンビニよりもお店が増えている異常な状態だからこそ、もう一度お店選びを真剣に考えるタイミングではないでしょうか? |