「花粉症を自分で緩和する方法」
(情報提供:筱田先生)
皆さん、こんにちわ。
最近は冬の寒さが弱まり、暖かい日も増えてきて、コートだと暑いくらいになってきましたね。
気候的には過ごしやすくなってきて嬉しいのですが、別の意味でこの季節は嬉しくない人もたくさんいるようで、、、
「花粉症」
また来ましたね。
敏感な人は、すぐ反応があります。
今は杉や白樺の花粉が飛んでいるそうです。
花粉症は、免疫システムの不具合の1つということで、腸内の環境を整えるといいなんて言いますね。
あとは季節の旬のものを食べるとよいとかもあります。
表面的には空気清浄したり、マスクを着用したり、鼻の回りに花粉を吸着させる物質を塗ったり、抗ヒスタミン剤を飲んだりなど、皆さん色々奮闘されています。
でも、やはりなかなかすぐには解決されず、うまくいかないことが多いようです。
結局、花粉が悪いわけではなく、それに対して体が過剰に反応してしまうことに問題があります。
過剰に反応してしまうのも、排ガスや様々な汚染物質など世の中が毒素だらけで、その毒素が体の中に溜まってしまうことから始まります。
日々の疲れやストレスで、毒素を分解・排出する機能が弱ってしまうとどんどん体内に毒素が溜り、免疫の司令系統が混乱し、敵味方わからず何でも攻撃してしまう状態になってしまいます。
こうして過剰に何にでも反応する体が出来上がります。
ですので整体学的には、解毒作用のある「肝臓」と、体内の不要物質を外に排出する「腎臓」の働きを高めることで、体の中をきれいにして、免疫システムの回復をはかります。
と、ここまで話しておいて、やっぱりこれは体質改善なので、あるべき姿に戻すのは大事ですが、時間はかかりますし、大変です。
なので!
今回は、自分でできるとても簡単な体のケアで、鼻やのどが過剰反応を起こすのを緩和する方法をお伝えします!
・体内の熱のバランスの崩れで症状が出やすくなる。
特に春は、熱が上りやすく顔がほてります。
その時に上がった熱に対して水分が集まります。
これが鼻水や涙などです。
〈改善方法〉
おでこ、髪の毛の生え際あたりで、ど真ん中から両サイドにかけて硬いところを気持ちよくほぐします。
ここは前頭骨と頭頂骨のすきまで、これが狭くなっているとのぼせやすくなります。
それを開くようにほぐします。
※次のこれがとても効果的です!
・鼻が過剰に反応するためくしゃみや鼻水が出る。
頚椎3番(首の上の方の骨)が硬くなっていることが多いため、これを柔らかくします。
〈改善方法〉
両手の指の2、3、4指を重ねて、左右の4指を首と頭の境目(盆の窪・首の骨の脇を上に指を滑らせて頭にぶつかるうなじのあたりの窪み)に置いて、頭を後ろに反らせる。
この時に気持ちよく指圧の刺激が入るくらいで押さえます。
数秒押さえていると、すーっと鼻が通ったり、むずむず感消えてくると思います。