【”夏は痩せやすい”は間違い?夏ダイエットにひそむ3つの落とし穴】
(情報提供:渡辺先生)
「夏は代謝が上がるから痩せやすい!」と思っていませんか? そうやって油断していると、ダイエットの落とし穴にはまってしまうかも……。
確かに夏は気温も高く代謝が上がりそうなイメージがあるため、ダイエットの結果が出やすいように思えてきますよね。
でも実際には、そうとは限りません。
夏ダイエットに潜む3つの落とし穴をご紹介します。
1:冷たい飲み物をたくさん飲んでしまう
2:湯船につからずシャワーで済ませがちになる
3:冷やしすぎ、暑さを我慢しすぎなど体温調節が難しい
これらに共通するのは『ストレスを感じやすい』『腸を冷やしてしまう』ということ。
脳や腸にとってマイナスになってしまいがちな行為なのです。
ダイエットはストレスがかかる食生活や運動では良い結果は得られないことがわかってきています。
好きなこと・続けられそうなことを選んで、ストレスをかけずに心と体を心地よい状態に整えることが、ダイエットで最も重要なことなのです。
そして「腸」が健康になると、メンタル面も安定して、ダイエットも続けやすくなります。
これは近年話題になっている『腸と脳は血管や神経を介して繋がっていて、互いに影響し合う』という脳腸相関の考え方に基づいています。
腸内細菌のはたらきが活発になると、食事から摂取した必須アミノ酸から「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンのもとがつくられ、それが脳に届くとセロトニンとなり、リラックスや幸福感などの感情を発生させると言われています。
このことから、腸内環境が悪いとセロトニンが足りずにイライラや不安感の原因になるといわれています。
つまり、腸の健康はメンタルに影響を及ぼすということです。
では腸の健康をどのように保てば良いのか、その方法をご紹介します。
1.冷たい飲み物は温かい飲み物とセットで飲む
腸を冷やさないことが夏痩せの秘訣。
冷たい飲み物は腸を冷やしてしまいますので、冷たいものは温かいものとセットで飲みましょう。
2.必ず湯船につかる
入浴時は暑くてもシャワーだけで済まさず、必ず湯船につかりましょう。
湯船につかることで副交感神経が優位になり、脳や自律神経が整うと言われています。
逆にシャワーは交感神経を優位にしてしまうと言われていますので、湯船に浸かることで、脳と腸の両方から、ダイエットしやすいコンディションに整えることができるでしょう。
3.快適な空間+腸を冷やさない
冷房は27度に設定するなどして”快適な空間だけれど、腸を冷やさない”ことを意識しましょう。
暑すぎても不快感がストレスにつながり、いい影響を与えないため、腸を冷やさない程度に調整することが大事です。
4.脳腸エクササイズ
脳と腸は密接に連動しているので、健全な精神コンディションは健康的な腸内環境を生み、よい連鎖となって健康的になっていきます。
(1)ねじる・のばす・反るなどのストレッチ
ねじる・のばす・反るなどのシンプルなストレッチで、腸を外側からの刺激で活発に動かします。
コツは呼吸は意識的にゆったりと、精神を落ち着けながら行うこと。
日常生活でも例えば、メイク中にちょっと離れたところにあるティッシュケースからティッシュを取るなどのちょっとした動作のときに、腸を意識してねじったり、伸ばしたりすれば簡単に実行できます。
(2)逆立ち
逆立ちもダイエットエクササイズになります。
年齢とともに下がりがちな内臓を正しい位置に戻すことによって、腸の動きもよくなり、ボディメイク効果が期待できます。
壁を利用するとよいでしょう。