【これってむくみ?太ったの?ココをたたけばわかります。「むくみ」という名の水毒症】
(情報提供:渡辺先生)
最近太ってしまった……と感じる原因は、むくみなの?脂肪なの?女性としては気になるところではないでしょうか?
まずは当てはまる項目でむくみ度をチェックしてみましょう。
◇むくみセルフチェック
・体温が36.5度以下
・以前より、お腹がぽっこりしている
・まぶたが腫れやすい、または二重アゴだ
・へその下に触れると冷たい
・舌がぼてっとしていて、歯型がつく
・ノドが渇きやすい
・パン、ケーキなど白くてフワフワした食べ物が好き
・1日1?以上の水を飲む
・尿の出る回数が1日9回以上、または4回以下
二つ以下なら今のところ問題はありませんが、三~五つは水毒予備軍なので、悪化しないように心がけましょう。
六つ以上は重度の水毒症!ただちに生活習慣の改善が必要です。
東洋医学では「気」(き・気力など目に見えないエネルギー)、「血」(けつ・血液)、「水」(すい・体液)の三つが正しく体内を巡ることで心身の健康を保つと考えられています。
このうち「水」の働きに代謝異常が生じた状態を「水毒症」と呼び、むくみもその一つに入ります。
むくみは水分だけで生じるのではありません。
水分をきちんと排出できる体であることが重要で、むくみに効果的な経絡(ツボからの刺激を体内に巡らせるルート)を刺激して、「水」の巡りをよくする必要があります。
まずは経絡に沿って体をたたくことから始めてみましょう。
◇腎経
腎は、成長、生殖、免疫機能を高め、生命のエネルギーを高める場所。
肺、脾と協力し合って水分代謝をコントロールし、尿を生成、排出役割も担っています。
腎経ラインは足裏からふくらはぎの内側へ向かい、股関節までで、足先から股関節に向かって、繰り返しパタパタとたたきます。
◇肺経
肺は「気」のエネルギーを取り込み、水分バランスの調整を助けます。
つまりは呼吸ということなのですが、ここが弱まると風邪をひきやすく、お腹まわりがむくむとも言われています。
肺経ラインは肩からヒジの内側へ向かい、手の親指まで。肩から指先に向かって、繰り返しパタパタとたたきます。
この二つの経絡に刺激を与えることで、実は太っていたのではなく、むくんでいただけだったと判明する時もありますので、お試しください。