【睡眠前のビタミンC】
(情報提供:渡辺先生)
身体がどんより重くて、早い時間に眠ってゆっくり休んでも、朝起き上がるのがツラくて、何をするにもヤル気も出ない。
かといって風邪を引いているわけでもなく、熱があったりお腹が痛いわけでもない。
もしかして鬱?そんな症状がある人は、もしかしたら副腎疲労かもれません。
副腎はマイナーな臓器ですが、重要な働きを担うスーパー臓器。
左右の腎臓それぞれの上にある1対の臓器で、サイズは小さいながら、50種類以上のホルモンを作って分泌させています。
身体の機能を調整したり、生命を維持するための欠かせないホルモン。
副腎で作られるホルモンは、慢性疲労、鬱症状、高血圧、高血糖、アレルギー、動脈硬化、性欲低下、不眠、認知障害…といった、たくさんの不調や病気にかかわり、医療先進国であるアメリカでは、副腎のケアは欠かせないものとなっています。
副腎が分泌するホルモンの中で「ストレスホルモン」と呼ばれているのがコルチゾールです。
コルチゾールはストレス撃退や脂肪燃焼、アレルギー抑制などの働きがあり、カラダの機能維持、生命維持に働くことから〝スーパーホルモン〟と呼ばれています。
ストレスが過剰に重なるとコルチゾールも過剰に分泌され、スーパーホルモンは悪者に変身。
身体をサビつかせたり、細胞を傷つけ、不調や病気の原因となるのです。
つまり、ストレスは今や万病のもと。
ストレスによって副腎が疲弊し、ホルモンが正常に分泌されなくなると、さまざまな不調、病気が引き起こされ、さらに副腎にダメージが及ぶという悪循環に陥ります。
その悪循環の始まりの一つが、ひどい疲れなのです。
過剰なコルチゾールによるダメージを防ぐためには、抗酸化食材を摂るのが効果的です。
日ごろの食事で緑黄色野菜などをこまめに摂る他、眠る少し前にビタミンCを補給するのもいいでしょう。
コルチゾールは眠っている間に多く分泌されるので、眠る前にビタミンCを含むドリンクを飲んでおけば、睡眠中のコルチゾールによる身体の酸化を予防できます。
オススメは、ビタミンCをたっぷり含むアセロラドリンクやローズヒップティ。
これなら身体を覚醒させることなく、消化負担もなく取り入れることができます。もれなく美肌作用も取り入れられるので、一石二鳥ですね。
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