「人はなぜ老ける?」
(情報提供:筱田先生)
すっかり涼しくなってきて、雨まで降りだしてくると、結構寒いくらいな気候になりましたね。
体調崩されてないですか?
この時期、患者さんのお身体を観察していると、ほとんどの方が「むくんで」いらっしゃいます。
よくみると、みんな一貫して「腎臓」と「腸」に関する部分が疲れているようです。
ずっと暑さが続いていたため、身体がまだ寒さに慣れてないので、身体に冷えが入ってしまっています。
お腹が冷えると「腸」の調子が悪くなりますし、
特に冷えに弱い「腎臓」が疲れやすく、身体の水分調整がうまくいっていないために身体が「むくんで」いると考えられます。
さてこの「腎臓」、東洋医学的には「老い」と関係がある臓器なんです。
体的には、生命力や精力などと関連があるのですが、腎臓は腰のすぐ前側に位置するため、腰がねじれたり前に折れ曲がった姿勢が続くと弱ります。
つまり、「前屈みが癖になると老ける」のです。
姿勢が悪いと、見た目だけでなく内側からも老けてしまうんです。
また西洋医学的に言えば、「老いとは代謝の低下」なのです。
代謝とは、簡単に言うと、「古くなったものを捨てて新しいものに替える」ことです。
子供ってケガをしても治りが早かったり、身体も成長してどんどん大きくなりますよね?
大人は病気なども治りずらかったりだし、成長もするわけではありません。
身体が成長しないし、新しく身体を作り替えるスピードも下がるので、食欲は落ちてくるし昔のような運動能力も落ちていきます。
代謝を高めていくためには、ビフィズス菌が含まれてるなんとかをとって腸内環境を整えましょう!とか最近はよく言われていますね。
内側から腸の調子をあげてあげるのも大事です。
また戻りますが、姿勢が悪くて腰が折れ曲がると腎臓も弱るし、お腹が圧迫されるので腸も弱ります。
やっぱり姿勢は大事です。
腰骨が後ろにでっぱってきたら要注意!