「手足の指、曲がっていませんか?」
(情報提供:筱田先生)
いつも思います。
人の体って神秘的というか、本当によくできていてまるで神様が作ったのではないかとでも思いたくなるような構造や機能をもっています。
しかもまだまだわかっていないことがたくさんあるようです。
脳も筋肉の働きも内臓も免疫システムも、全てが緻密にできているんですね。
骨格でも非常に興味深いところがあります。
手足は、ピラミッドのように骨組みが形成されているのをご存じですか?
まず上腕。二の腕ですね。力こぶのところ。
これは1本の骨でなっています。
次につながる前腕。肘から先ですね。
これは2本の骨でできています。
そして手のひらの骨。腕に近い側に3個、指に近いところに4個、指が5本となっております。
足も太ももの1本の骨から足の指5本まで順番に連なっています。
厳密に言うと、手のひらと足のうらは、かかとや他にも出っ張っている骨がありますが、連続しているところだけを見るとピラミッド状になっています。
さて、このようにピラミッドになっている手足ですが、日頃の悪い姿勢やケガなどで、例え指1本でもズレると、ピラミッドは崩れます。
しかも指の1本1本が内臓と関連性があります。
つまり、手足の一部の少しのズレでも身体全体に影響がある、ということですね。
なので、胴体の姿勢も大事ですし、手足の使い方も非常に大切なんですね。
また、歯並びと同じで、末端のズレは身体の各所の不具合を示していることもあります。
手足の指が真っ直ぐ伸びていない人は要注意です。